2012年11月2日金曜日

ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~


滅びの予言を回避するために不死の男が100年間部隊を率いて各地を転戦する話。

何よりも音楽が秀逸。今作のPVはゲームPV史上でも指折りのできで未見の人は是非観てほしい。サントラが欲しいけれどまだ出ていない模様。なぜだろう。

ゲーム内容は団員同士が結婚するように隣同士、前後などに配置して親密度をあげて結婚させて子供を生ませるなどをしつつ、各地にあらわれるモンスターをしらみつぶしにつぶしていく、ということを100年間続けていく。全体として、前半50年まではイベントも多く面白いけれど、後半の50年はイベントも少なく、ぼこぼこと湧き出るモンスターをただ討伐していくだけの展開でプレイ時間だけがだらだらとかかるのでつらい。また前半で優秀な職種の子供達が得られないとここらへんから展開がきつくなり普通に詰む結果になることも。なので前半から団員の職種、寿命、結婚、出産はよく吟味、考慮して計画的に行っていないと「クソゲーかこれは!」という事態に陥る。さらに優秀な子供達が出てくれば出てくるで、いままであった戦略的な戦闘配置などは不要になり、ゴリ押しでモンスター討伐が可能になってしまうのでそれもゲームを単純化させる一因となっている。

せっかくの出産システムも子供達が成人して入団してきても血統的なつながりを確認するすべがないことから団員への思い入れを刺激することができず、本当の作業になってしまったのが残念だった。せめて家計図やら、子供達の姓は名前・母の姓・父の姓となるようになっていれば「おー、こいつはあいつらの子供なのかー」とか分かって面白かったのになぁと惜しまれる。

ベースとなっているアイディア自体はすこぶる良いのに、それの調理方法に失敗している印象の今作だけれども全体としては良ゲーの部類に入ると思う。人物の深みがいまいちない(数百年生きてる人間があんなに軽い感じなのはいかがなものか)とか、シナリオが軽い(街の住人たちの物語への関わり方とか理由付けがご都合主義すぎて説得力が皆無)とか、ほかにも微妙な点は多々あるけれど、総合的にみて手にとって損のない作品であることは確か。


~下記簡単な職種別結婚のすすめ~
※「断絶」となっている職種は切り捨てるべし
戦士 →断絶
僧侶 →断絶
剣闘士 →断絶
騎士  →断絶
アーチャー →ヴァルキリー
幻術師 →魔女、ニンジャ、巫女、聖騎士
サムライ →魔女、ニンジャ、巫女、聖騎士
冒険者 →魔女、神官、聖騎士
魔術師 →魔女、神官、聖騎士
祈祷師 →魔女、ニンジャ、聖騎士
魔騎士 →誰とでも(強いてあげるなら魔女、神官、聖騎士)

神官 →魔術師、冒険者、魔騎士
魔女 →魔術師、サムライ、冒険者、魔騎士
ヴァルキリー →アーチャー
ニンジャ →幻術師、祈祷師、サムライ、魔騎士
巫女 →幻術師、サムライ、魔騎士
聖騎士 →誰とでも(強いてあげるなら魔術師、冒険者、魔騎士)

中でも巫女がおすすめ。サムライと掛け合わせた巫女の第二世代は普通に20*4という攻撃力をたたき出すし、それが第四世代あたりになると70*4とかいう尋常じゃない攻撃力になるので巫女一人で大抵のモンスターをほふれるようになる。最終的に歴代最強の巫女は強さ500を超えるぐらいまでに育っていた。

また衰退年齢が30以上の団員のみ子作りさせよう。早く引退してしまう団員だと子供にも受け継がれてしまうので意味が無い。

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