2013年2月18日月曜日

無理な体勢 封神演義 完全版 13巻

無理な体勢がとてもきになったのでどうしても言及しておきたくなった。そんな画像は下図。封神演義完全版13巻のとても有名なコマから。



漫画でしびれた展開などでよくあげられているこのコマ。たしかにかっこいい。特に背景で封神されている2つの魂魄と冷静な聞仲がとても良い構図をなしている。だがまってほしい。聞仲の姿勢に違和感を覚えないだろうか。上半身は聞仲から見て左側を向いているのに下半身は明らかに右側をむいている。右足のつま先と左足のつま先、さらには両足の位置関係から下半身は画面から見てコマの左奥を向いているのが自然だ。だが聞仲の両肩を見るとコマ手前側に開きがちだ。しかも重心は後方においているようにさえ見える。しかしそう考えると両足の位置、とくに左足の位置が不自然すぎる。この両足の位置で重心を後方において立つのはかなりきつい。とくに腹筋をかなり使っているはずだ。結論として聞仲はかなり無理をしてこの体勢を維持していると私は考えたい。

無理な体勢 からくりサーカス20巻

無理な体勢がとてもきになったのでどうしても言及しておきたくなった。そんな画像は下図。からくりサーカス20巻の表紙から。



初見で「おっ、ルシールかっこいい」と思ったのだけどすぐに違和感を覚え「足がない」ことに驚愕した。しかしよくよく観察すると馬の向こう側にスカートが見えていることから横座りしていることが理解できる。しかし下半身がルシールから向かって左側を向いていることを考えると、どう考えても上半身の向きがおかしい。へそも前方を向いているし上半身全体が右向きなのもおかしい。体がねじ切れているかタフのガルシアばりに体がひねられるかの二つに一つしかない。私としてはルシールの穏やかな表情から察するに後者の説を採用したい。